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ドライブをしない若者とクルマの話

 先ごろ発表された「レジャー白書」によると、レジャーとしてのドライブ人口が減少しているらしい。この報告書の06年度版には、同じ項目に減少傾向にあると記載されているので、減っていることが確認できたと07年度版は咀嚼すればいいのだろうか。最近のガソリン価格の高騰が無関係でないとはいえ、どうやら原因はそれだけではないらしい。
 知っている人は多いかもしれないが、とにかく車が売れていない。その原因についても、ガソリンをはじめとする維持費の高さ、企業は最高益でも社員の給与は増えてないから、車に支出する費用を捻出できない、さらに欲しいと思える魅力的なクルマが無い、など。言い訳?を考えようとすればまだまだ出そうな感じである。白書系の報告書をはじめ、各メーカーや雑誌が書いている原因追求についてのコメントはこんな文言が並ぶが、どうやら根深い理由は他にもありそうである。おそらくは各メーカーなどでも、こうに違いないと確信できるものの、そうとはなかなかいえない理由でもある。
 早い話が、今、クルマを買って欲しいと思っている若者層が、車というモノに関して興味がもてない、興味が無いという理由である。そこには雇用や給与レベル、格差をはじめとする金銭的問題があるのはもちろんなのだが、それ以上にクルマを欲しいという気持ちに至らない若者が多い、というか目立ってきたという事実がある。ワタシを含めて同年代の連中は、クルマに対する憧れみたいな感情があって、所有し乗り回すことに一つの目的みたいなものをもっていたが、今の若者層にとってクルマは、ケータイをはじめとするツールの一つに過ぎずそれ自体にステイタスを求めるものでもないらしい。が、こう書けば立派な理由の一つにも見えるだろう。報告書に記載しても「あーそうなのか」みたいにとりあえず納得できるかもしれない。しかし、である。そういう意味ではなく、彼らは本当に車というモノに対して関心が無いのである。関心が無いのであれば、道端の石ころと何ら存在は変わりないわけで、彼らには目に映っても「だから?」という結果にしかならない。事実、ワタシは職場でそういう部署にいるにも関わらず、仕事上知識として多少の蓄積はあってもそれ以上は何も無い、という若い連中といっぱい接している。これじゃあ、どうメーカーやディーラーが知恵を絞っても車は売れないだろうなあ~とか思っちゃったりするのですが。
 都内に住んでいる限り、クルマ無しでも生活に困ることはほぼ無いと言い切って言い訳で、その点でも人がいる場所でのクルマという機械を所持する訳を見つけていくのは難しい。さらに環境問題がコレに追い討ちをかけて、いつクルマを持たないことが都会生活のステータス?とかもしもいわれたら、右にならえが大好きなこの国の人たちはどうなることか???。
 個人の自由な移動手段の象徴ともいえるクルマですが、その地位と未来はかなりの前途多難ですなあ。
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子供がインタビューに答えていた。
「どんな車がほしい?」
「うーんとね、オデッセイ!」
「大きくなったらねぇ、エアウェイブに乗りたい!」

思わず相方と「夢がない」と叫んだのですが、多分彼らの父親が
「お父さんはホントウはこんな車がほしいんだよ」
とか言いながら指差す車が世の中に無い、他に見たこと無いんだから子供だってミニバンにしか憧れられない、そんな悲しい図式を見てしまった気がしました。

クルマ文化?(て、日本にあるのか?)の底浅さを感じますよね。世界で一番クルマを売っている~とかいいながらそれ以外のことは何も考えてない、ということなのでしょうねぇ。
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尾張屋藤兵衛

Author:尾張屋藤兵衛
 鉄道ほか乗り物一般とロボ好きなおっさん。下手の横好きで今日も模型を作っていたりする。

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